今週のアイキャッチ画像、タイトルは「株式市場に熱狂する人たち」です。先週の注目は何といっても金曜日雇用統計。週の中でも雇用統計に先駆ける形で出た経済指標は、落ち着きを見せていて株にはプラスでした。そして肝心の雇用統計は予想に反し雇用者数が強く、賃金も予想に対し上振れ。内容的には微妙に見えましたが、失業率が上昇したことと、正規雇用の減少が確認されたとかで株価はそれほど大きくは動きませんでした。総じて今の相場は難しいと言われる昨今です。
なんやかんやで4/19の現物大量買いは今のところ奏功。しかし、このまま景気後退の暴落がないとしても、ここから米大統領選に向け、波乱があると思うので、その時の作戦は考えないとなと思う次第。
そしてその前にまず今週の話からです。チャート的にはいい感じなのですが、相場をけん引するNVIDIAの株式分割が気になります。大抵分割後は少々売られる。すでにショートが積みあがっているらしいので、もう下がらない可能性もありますが、ここは警戒。そして水曜日のCPIと木曜日のFOMCは出たとこ勝負感が否めないので、CFDではポジションを持たずにのぞみたいところ。CPIは結果出たらしっかり乗っかりたいと思います。できればFOMCもスキャで行きたいところ。それでは次に現状の確認。
まず長期金利から。
長期金利は雇用統計まで下げトレンド継続だったものの、雇用統計を受け急上昇。大して動きを見せなかった株と、景気が強いからという点で整合が取れなくはないが、今後逆相関の正常な動きに戻る可能性があり、その点は留意。
次に今週の注目経済指標。池田伸太郎殿のツイートを参考に。
今週はすでにふれている通り、水曜日CPIと木曜日FOMCがポイント。そこまでは流れの無い公算が大きく、トレードは控えたい。
それでは各インデックス。
SP500
4月からの強めのダブルボトム形成→ネックライン形成でこのまま吹き上げていきそうな形勢をしている。人によってはカップウィズハンドルを指摘する向きもあり、なかなかつよい感じ。
NASDAQ100
SP500と形状は近いが、こちらはより強い感じ。チャートだけ見ていると、トレンド転換の気配は微塵もない。
NYダウ
先の指数に比べればかなり弱い。景気鈍化懸念の影響を受けてのものか。とはいえ、下値の切り上げが確認できており、日足下落トレンドというわけではない。
これもほぼ同じ見立て。
日経平均 かつてのバブル最高値付近に張り付いているが、上抜けのフラグパターンには見える。かなりこの抵抗線で日数を費やしており、超えてくれば強い流れは出るか。無論明確に上抜けを確認してからだが、これは買ってもいい気がする。空売り比率は40付近と決して高くはなく、騰落レシオも普通。
インドNIFTY50 選挙次の日の暴落時に買いを入れた。どうやら出口調査で与党が圧勝→株が急騰したが開票結果そこまで勝ってない→暴落ということだったが、一時的なパニックで、モディ首相続投ならば方向性も変わらないと見て買い。今のところ判断は正しかったようだ。
VIX 雇用統計で金利が爆上げした割には順調に下げている。
今週は以上です。
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