今週のアイキャッチ画像、AI生成の春っぽいお姉さんの画像にしました。心の豊かさのために、生活には季節感が大事だと思います。先々週、相場の恐怖強欲指数が78まで到達してから、SP500は週足で一か月半ぶりの陰線ですね。
それでは今週も、必ず押さえるべき、米長期金利から行きましょう。
先週は前回ブログで見立てていたものが的中。火曜日の米CPI発表、そして金曜日の生産者物価が高く出たこともあり、株価は下落。利下げ後退観測どころか、場合によっては利上げもあるよと言うことが言われ始めている。
私は政策金利が5%超えてるここからの利上げなんてことはないと見ているので、それ自体のインパクトというより、過熱し過ぎで調整の口火を切るきっかけになったかどうか。という見方をしている。
米国株全体の決算状況も悪くなく、あんまり株価を強く下げる要素にはならない可能性、それは考慮しておいた方がいい。既にNASDAQ100のショートでエントリーし、含み益が出ているので、最悪でも同値撤退の逆指値を指してこの下落がどこまで行くのか、買い戻しとロングエントリーのチャンスを伺いたい。ちなみに、今回は週足以上の大きさの調整と見てエントリーしたが、上昇トレンドであるとの判断に変わりはないので、特に逃げ足は早めを心掛けたい。エントリーするかどうかもかなり迷った。
次に今週のスケジュール。池田氏がきれいにまとめてくれている。今週は何といっても木曜日アフターのNVIDIA決算。間違いなくAIブームの本尊でありその影響は絶大。いい決算ではあるだろうが、それどころでは許してくれない程度に市場の期待は高い。これまでも超好決算なのに売られるということが直近の傾向で、今回も激しい上昇を経ているので、これがどうなるか注目。市場全体の方向性を決定づける可能性がある。
ただそこは今週の木曜日の発表までの値動きにもよるだろう。大きく下げていれば跳ね返す公算は大きくなる。
それでは各インデックス。現状ポジションはVIXロングは続行。NASDAQ100は金曜日場中にショートでエントリー。
大局としては上昇継続、とはいえ、過熱感が気になる。先々週に恐怖強欲指数は78を付けていて、これが一旦落ち着く程度には下げてくれたら嬉しいが、そう強く悲観的になる要素もないのであまり下押ししない可能性は常に頭に入れておきたい。
なお、各チャートの黒い線が2021年の最高値である。先週米株は3指数すべてがその上に上昇したと申し上げたが、訂正でNASDAQ総合はまだのようだ。上昇をけん引するM7とその他の格差がかなりある。先週NASDAQやSP500が下げた一方で、小型株のラッセルは上げており、循環物色でそれらに日が当たっていく兆候はある。小型株が上げてくれば本格的な上昇の始まりと言え、年単位ではまだまだ相場全体の上昇は初動という見方。とはいえ予断を持たないようにする。
SP500 週足陰線とはいえ、5日線の上で終わっており、ちょっと下に押しそうではあるが現状それほど弱さを見せてはいない。先週の押し目でも20日線で強く跳ね返されている。
NASDAQ100 ずっと引っかかっていた青のトレンドラインを突破。と思ったら騙しであったのか戻ってきた。まだ5日線を下へ破った程度だが、SP500とともに段々上昇が弱くなってきているのは見て取れる。
NYダウ SP500と似たような形。
日経平均 新高値なるか?というところだが、これほど一本調子の上昇で、大きな抵抗線に差し掛かっていることを考えれば、セオリー的にはそこそこの調整があってもいいところ。ただしそれらの理屈は中国勢の爆買いという要素に対して機能するかが疑問であり、ショートはやめといたほうがいい。そういう意味では早い話、これはバブルだと思う。
空売り比率が相当低くなっており、売りたい気持ちにもなるのだが・・・。
インドNIFTY50 相変わらず強くて何より。トリプルトップになりそうな形にも見えるが、上に抜ける可能性の方が少しだけ上と見る。
VIX 下値を切り上げ確実に潮が上がってきつつある。先週かなり久しぶりの急上昇があり利確してもよかったなと少し後悔。
今週は以上です。
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