今週のアイキャッチ画像は「最高潮に達している株式市場」です。本当に米国株は強い。先週は、米雇用統計までに出た経済指標もずっといい感じで、雇用統計もいい感じに雇用鈍化の結果。週頭を除けばずっと株高、金利低下でした。SP500なんかは先週、上値抵抗線を突き破った感すらあり、更なる上昇トレンド形成のために上値を追う展開と、見えなくもありません。
米株はあまりに調子よすぎて怖さすら感じますが、何のことはない。恐怖強欲指数が低かったこともあり、そっちでの買い遅れ勢の参加が進んだのでしょう。天井(それが短期のものか中期のものかは置いといて)に至るまでに通過する工程を消化しつつある、という感じではないでしょうか。あとは騰落率が上がってくればわかりやすい天井なのですが・・・どうでしょうね。
今、米国株現物全力なので、利確のタイミングさえしくじらなければいい。それが損切と同等かそれ以上に難しいわけですが。さすがに勢いがありすぎることから、大きめの調整は年内どこかで避けられない気はしています。市場の目線や、移動平均線、値動きと連動しての出来高にも注意しながら行きましょう。
現在本業が忙しすぎることもあり、なかなか短期のトレードはできていませんが、今週のCPIは乗りたいなと思います。
恐怖強欲指数(https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)
次に今週の注目経済指標。池田伸太郎殿のツイートを参考に。
今週注目は木曜日の米CPI、そしてあまり目立たないがその次の日金曜日の米PPI、生産者物価指数。米雇用統計から、道路上の信号のようにこれらを確認しながら進む。株価だけで見ればなかなかの過熱具合であり、SP500もトレンドライン上限付近にまだいることから、CPIまでに少し折り返したりする動きはありそう。
それでは次に各チャートの動き。まず長期金利から。
長期金利はしっかりと短期の天井を付け下落。4月後半の天井からの、明確な下落トレンドを継続する動きを見せている。
それでは各インデックス。
SP500
先々週終値がダブルトップ懸念の形勢であったが、それを突破することで払しょくし、かつトレンドライン上限も超えるような動きを見せている。これらの動きを受け、新しい仮説で平行チャンネルを描画してみた。ただ、元のトレンドラインの下に戻りを試す展開はあるのではと見ている。
NASDAQ100
SP500と形状は近い。もうしばらく上昇が続きそうに見える。今株価があたっている青線は昨年1月から引いた下限トレンドラインで、レジサポ転換してこれが上値抵抗として効く可能性は高くは無いと見ている。消してもいい、かな。
NYダウ
弱弱しくこの一か月は上昇トレンド。ただなかなか先の見えづらい感じではある。
日経平均
明確に新高値を付けて上昇。しばらくは上昇続くかな、という風に見える。しかし、米株のように強くは動かないので、過度な楽観は禁物。米株との連動もあるので、そっち見合いではあるが。
インドNIFTY50
いい感じの上昇トレンド。先週は少し上昇が鈍化したか。25日線あたりの乖離が大きいので、そっちの上昇を待つ可能性はある。
VIX
引き続き底を這う動き。ただまあ、これはいつまでも続くわけではない。
今週は以上です。
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