インド人を右に!次のパニックを探す相場と逃げ回る資金【先週の振り返りと今週の投資判断】2023年3月第5週3/27-3/31 NASDAQ100・日経平均株価・インドNIFTY50他)CFD

週刊相場動向

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あと一週間で、今年度も終わる。年度の変わり目は市況の潮目も変わりやすいと言われるが、その点変化はあるだろうか。頭には入れておきたい。

この一週間、株式に関しては方向感の掴みにくい相場だったと思う。まず長期金利の動向からみれば、

上記の通り、長期金利の下落を過去幾度となく跳ね返して来たラインをまた試している。今後、このラインを突破して下落へ進む可能性が高いと考える。

何故なら、今後利上げの可能性は低い。利下げ思惑が勝つと思われる。理由は以下。

3/24のFOMCでは0.25の利上げが決定された。

この決定後の記者会見では今回のSVBの破綻に端を発する、信用の収縮も利上げと同様の引き締め効果を市場にもたらすとの見解が示された。

各種統計が示すここまでのインフレ鎮静化気配も相まって、今後更に金利は下がっていく可能性が高い。

しかし、なら株が上昇かというと、そこは短期的には非常に微妙だ。

まず金利に敏感なグロース株の代表格、NASDAQ100の値動きは以下の通り

利上げにもかかわらず順調に上げている。しかし、一方でNASDAQ総合指数はというと、

見ての通りたいして強くはない。

これはなぜかというと、NASDAQ100のうち、GAFAMの比率は5割を超えており、この5社の上昇が株価をけん引したものの、NASDAQ全体としてはそれ以外は苦戦気味だったためだ。現在、金の上昇などに見られる資金の逃避先の一つがGAFAMであるからと言われている。

これが「GAFAM以外にも波及して上昇」するか、「GAFAMも失速してダメになる」か、どちらかというと、業績とその期待に裏打ちされていない分、後者の可能性が高いように感じる。

一般的に上昇銘柄数の少なさは値動きの弱さの確証と見るのがセオリーだ。

以下は週足のSP500のヒートマップ。

但し、注意しないといけないのは、「株式の流れは、いつも行き過ぎてから戻してくる」というもの。もしかしたらもうしばらく、例えば一週間程度の期間、GAFAMとNASDAQ100は上昇を続けるかもしれない。下落に対しショートを打つにしても、短期値動きの転換を見届けてからの方がよさそうだ。

転換するならきっかけはおそらく、金融への不安が再度広がるか、他業種への波及が顕在化した場合だろう。

相場周期から考えれば、これらの問題はこれからも出てくると考えるのが妥当だと思う。ましてやSVBやCSの危機が出てきてからも利上げを続けたのだから。

通常、いよいよ利下げという局面になれば株式は大幅な下落を受けてというのがお約束なので、底へ行きつく流れには乗りたい。今の上昇で調子の悪い長期投資(PGとか)は損切して、実弾を確保しておこうと思う。日々の値動きは神経質になることも考えられ、売られ過ぎ買われ過ぎに達するまで日米ともにあまり触らない方がいいかもしれない。

以下は日経平均。現在の日本株の25日騰落レシオは112.60(やや買われ過ぎ)で、空売り比率は46.00(かなり高い)。一度は突破した抵抗線に阻まれているように見える。ここで折り返す?いや上に突破しそう。

以下はインドNIFTY50。インドは相変わらず弱い。昨年10月の底値付近まで戻している。

さすがにそろそろ反転か。将来性を大きく買っており、買い増しの方向性で考えている。

以下その他指数の定点観測。

NYダウ:弱い。下落の際はここが先陣切って下げていきそうな気もする。

VIX:一旦先週よりは落ち着いている。

天然ガス:また直近安値付近

原油:弱い。燃料のこれらの動きはやはり本格的な景気後退ということか。

今週は以上です。

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