今週のアイキャッチ画像、今週はここまで続いてきたイキり強欲おじさんではなく、「何が起こったかよくわからない強欲おじさん」です。
今週はツイッターでも少し触れましたが、非常に体調が悪く、大事な局面っぽいですが簡潔にさせていただきます。まず各チャート、その後立ち回り。
長期金利は下げている。
池田殿がまとめてくれているカレンダーでのスケジュール確認。
火曜日の米CPI、木曜日の米小売売上あたりか。
それでは各インデックス。各インデックスのコメントは省略。VIXまで一気に行く。
ちなみに、立ち回りの話をする前に、少し先週の事について触れたい。以下は雇用統計の結果である。
この結果を見て、ロングの判断。株価は急騰し、ザラ場でもさらに大きく上げた。
しかし、そこから急落している。正直、雇用統計直後から兆候を感じ、気にはなっていた。
兆候というのは、賃金の下げや失業率の上昇が、「投資家の見たいものを見せてくれている」と感じた一方、気になったのはサームルールだ。これは一番良かった数値から0.5%上げればそこから急速に失業率は悪化。景気後退に入るいう法則である。3.9はちょうどその0.5%地点なのだ。
しかし、これが投資家の中で話題になっている様子は今のところない。高かったから調整が必要なんだねぐらいの認識。認識がずれている可能性もある。しかし、もしここから景気後退が来るのなら、市場のメインシナリオであるソフトランディングは怪しくなってくる。となれば、大統領選挙での現職当選も怪しい。まずます不透明感が立ち込め始める。
くしくも、であるが、為替はドル安、長期金利は下。これも米国の景気後退時の動きそのものではある。大口だけがサームルールに従って動いている可能性もある。というか、本格的に下げ始めた時に、個人投資家たちがそんなことを言い始め、既に含み損が大きくなった状態で恐怖に染まっていく気がする。そうなれば火曜日のCPIが順調に下がろうと、小売りに過熱感がなくなろうと、むしろ恐怖をあおるかもしれない。
以上の事から判断し、目下の戦略としては、NASDAQ100は下と見て下位足の値動きを見ながらショートの機会を伺うということ。日経平均も。そして、すくなくともCPI前にはポジションなしにしておくということ。そして、今まではロングの半分のロットでショートを行ってきたが、場合によってこれをロングと同等までは上げることを検討するということ。多分これはするとしても火曜日CPI以降の話になると思う。
そして、買いチャンスに備え、実弾での現物買いの準備をしておくということ。銘柄はよく考えないといけない。MS、NVDA、レバナス、TSLA、トヨタ、東京エレクトロン、金、インド、いろいろと思案のしどころである。
なお、こんなこと言いながら何もなかったかのように月曜日からの相場も上昇基調の可能性だったり、激しい乱高下を見せる場合もあるので、それもちゃんと頭に入れておく。実際、今のところ起こっているのは皆が望んでいた失業率の悪化、だけなので。
今週は以上です。
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