今週のアイキャッチ画像、今週も新たな強欲おじさんの登場です。タイトルは「会談をへらへらしながら転げ落ちるおっちゃん」です。大きな調整が来ると決めつけてはいけませんが、今週は一つ大きな節目となるでしょう。
それでは今週も、必ず押さえるべき、米長期金利から行きましょう。
先週は長期金利が一貫して上昇。2月の高値を超えそうなあたりで止まっている。移動平均線の動きから見ると、まだまだ上昇初動のように見えるが、そんなに上がり目あるか?と言われると微妙ではある。ここから下げに転じれば、株価は上昇で答え、また一段の上昇を見せるかもしれない。FOMCを考えればリスクオフで、FOMCでも辛口のコメントが出ればしばらくは調整かもしれない。
個人的には失業率の上昇が気になっており、次回の雇用統計で本格的な悪化となれば金利低下とともに株価も調整となる目もあるか。ただしこれは来月の話。
ショートは慎重にしないと急反騰を食らう可能性が高く、ロットを少なくするよりも、深追いしないことを心掛ける。
かといってロングもしっかり移動平均線の上に出てきてからでないと危ない。11月からここまで急に上げ過ぎであり、それだけでも思いのほか深く掘る理由にはなる。
先週はショートで利益を出し、再度エントリーしたショートが含み益を出している状態だが、これも担がれるような危険があるならそこそこで切り上げて、FOMCの状況を見た方がいいだろう。
次に今週のスケジュール。池田氏がきれいにまとめてくれている。今週は木曜日未明のFOMCの前後に建築許可数やNIKEの決算など、指数全体を動かす要素がちょこちょこちりばめられている。
それでは各インデックス。
なお、各チャートの黒い線が2021年の最高値である。今まで上昇している株式の割合が低いと言われていたが、半導体(仮想通貨も)が下げ始めているこの状況で、他の指数やセクターは上昇したりもしており、ここから底堅さを見せそうな気配もある。結局なんやかんやで株強いまんまなんじゃね?という疑念は強くあるし、それは正しい姿勢かと思う。
SP500 上昇が鈍化しつつあったが、金曜日、フラグパターンを下に割った、ように見える。ただ、まだ25日線すら割っておらず、依然として高い位置にある。
NASDAQ100 フラグパターンを下抜けし、25日線を明確に割っている。すぐ下には50日線が控えており、これらの抵抗線に対し、値動きがどんな態度を見せるかよく見ていく必要がある。200日線まではかなりまだ距離がある。あっさり反転する可能性も頭に入れて立ち回る必要がある。
NYダウ SP500に近い動き、しかし3指数の中では一番つよく見える。
日経平均 これはどうだろう。1989年の最高値付近をうろうろ。三尊の形成も有り得る形勢。どっちにいくか気配を見せれば、流れがはっきりするか。
インドNIFTY50 ちょっと日本株に似ているが、移動平均線その他の配置からして、上に行きそうではある。
VIX あまり上がっていない。そんなに心配されていないか。それともまだまだ上値余地ありと見るか。
今週は以上です。
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