今週のアイキャッチ画像、タイトルは春の嵐です。先週は柄にもなく、華やかなお姉さんの画像を使い、新年度だから季節性で新規投資が来そうなんて話していると、週足陰線な上にNASDAQ100なんかはMACDが週足デッドクロスするなどという状況。いずれにしても、勝てる状況だけを切り取って盗塁のようにCFDを使う形なので、今週も利益を積み上げることには成功しました。
それにしても悲観派が楽観に転じればそれが天井という言葉がありますが、自分がそれになったんじゃないかという感覚。自分はリスクを並べまくって、そのうえで結論は株価が中長期で上昇という立場ではありましたが。
それではまず長期金利から。
長期金利は非常に順調な上昇の波を形成し、ついに昨年11月の株価上昇のスタート地点の金利水準まで戻ってきた。原因は利下げの遠のきや、ウクライナ戦争でのロシア原油施設攻撃とイランイスラエルの関係悪化による地政学リスクなどが重なったもののようだ。
あくまでも私見だが、イスラエルのネタニヤフ政権は、昨年11月の攻撃の責任を取らされ、戦争が終わると逮捕されるとすら言われており、そのせいか好んで敵を求める風でもあり、もはや米国すら見捨てにかかるような状況ながら、危機が回避されるかは不透明である。
なお、金曜日の雇用統計は新規就業者数、失業率ともに予想を超えたものの、市場はおおむね好感し、株価は上がった。
次に池田殿がまとめてくれているカレンダーでのスケジュール確認。
最大の注目は10日水曜日の米CPI。刮目すべし。
そして週末にかけて4月の決算が始まる。この内容がいいかどうかも重要だろう。後に譲るが、チャートの形状からするととりあえず水曜日まではやや下落で推移しそうにも見受ける。
それでは各インデックス。
SP500 フラグパターンを下抜けしてはいるが、これだけ見るとこのまま調整に入るかはなんとも言えない。NASDAQ100のほうがその点結論が出しやすい
NASDAQ100 移動平均線の形を見るに、強くショートを推したくなる。週足のMACDもデッドクロスしたということだが、日足のローソク形状も悪ければ移動平均線の位置関係も悪い。
NYダウ これもどちらかというとSP500に近い。
日経平均 例の黒線が跳ね返した格好。本当に1日2日程度は上昇する可能性があるが、調整の可能性を頭に入れておいた方がいいだろう。
インドNIFTY50 先物が弱くザラ場強いという均衡が数日続いたようだが、この最高値を超えられれば、しばらく騰勢は続くだろう。米国の状況を見る限り、それに引っ張られる可能性を頭に入れる必要はある。
VIX 久々に上がってきた。しかしまだまだ伸びしろがある。
今週は以上です。
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