【年間通しては強気継続だが目先危険】2024年4月第4週4/22-4/26 NASDAQ100・日経平均株価・インドNIFTY50他)CFD

週刊相場動向

今週のアイキャッチ画像、タイトルは「お前が行けと言われて行くことになったネタニヤ〇」です。

先週は大きく値を下げました。やはり危険な状況であったのは間違いなかったですね。ただ、全体の相場観を見た時に、下落相場へ転換するとは現状思っておりません。

現在の下落相場の要因は複合的ですが、イスラエルイランの報復合戦は全面戦争にはつながらない様相で落ち着く方向性が見えています。決算業績も今出ている中では大きく崩れるというほどの状況ではありません。

なので大きな懸念があるとすれば、インフレの再燃でしょう。実際、連銀総裁の中には利上げも有り得るというような発言をする人物もいます。

ただ、現在の政策金利は5%であり、これは基本的にCPIの数値が最悪年間上昇率5%になる想定で設定している数字です。これにより、市場を引き締め、インフレを抑えるということ。

現状CPIの数値は3.5、コアは3.8であり、まだ余力があります。2年前には9.1%をたたき出していましたが、各国のインフレも落ち着いており、もはや5%を超えてということは考えにくい状況です。(ただしこの点については常に経済指標の推移を見守っていき、状況が変われば意見変更を行います。)

なので、相場がどのあたりで反転するか、見守るという状況かなと見ています。無論、素直に値が動くとは限りませんし、どこまで下押しするのかもわかりませんが。

引き続きですがこういう時こそ不用意なエントリーは避けないといけません。そして深追いはいつ何時でも避けねばなりません。これはあくまで短期CFDの話。大きな値幅を取ることを無理に狙わず、今まで通りコツコツ行きます。なお、細かい話ではあるが注意したい点として、先物は上昇、ザラ場は大下落という傾向が強い。

【参考】下値に関する考察

今回の下落の震源地はNASDAQであり、その点からもやはり金利の見通しに対する失望が原因とみられる。中でも半導体は週の後半大きく値を下げ、TSMCなどは決算が予想を上回る内容にかかわらず大きく売られた。

下落の第一防衛ラインはNASDAQの新高値である16770付近。ここは象徴的な部分には違いないし、最高値からの10%下落の直前付近となる。

次には200日線。これを明確に割れば下落相場への転換と言っていい。上昇相場ならばここが最終防衛ライン。現在は16306付近。ここを日足で割って逆指値があらかた発動して、もう駄目だとなったあたりからの反転、とてもありそうである。そんなこと言って月曜日から上昇するかもしれないが。

それではまず長期金利から。

長期金利は順調に上昇を続けている。金曜日も首吊り型のローソクになっており、強さを示唆している。

次に今週の注目経済指標。池田伸太郎殿のツイートを参考に。

注目は水曜日朝のTSLA、木曜日朝のMETAの決算。木曜日のGDPと金曜日のPCEか。

それでは各インデックス。時間が無くなってきたのでやや走り気味で。

SP500 目先100日線が目前。ここで反発の可能性も一応考慮。

NASDAQ100 見事な落ちっぷりを披露している。素直に見ればまだ落ちるかというところ。

NYダウ 金曜は下落がいったん止まったが、既に100日線を割っており、反発も100日線で跳ね返されている。

日経平均 何の抵抗もなく100日線を突き破っている。 

インドNIFTY50 比較的強い。ただ、そろそろ崩れそう。

VIX 相変わらず強烈な動き。まだ何とも言えない。

今週は以上です。

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