【NASDAQ節目に。上値重めか。雇用統計、特に失業率に注目】2024年7月第1週7/1-7/5 NASDAQ100・日経平均株価・インドNIFTY50他)CFD

週刊相場動向

今週のアイキャッチ画像、長期金利です。なんやかんやで行き足上っぽい気配を見せています(そうなると逆相関である株は下落)。金曜日まではCFDの短期投資でNASDAQ100と日経平均をロングしてましたが、ちょうど下落し始める23時ころに利確できました。運も手伝いましたね。

今週は結論から言うと、今のところエントリーポイントとして見えているのは金曜日だけです。あとは何かが起これば、その気に乗じるチャンスがあるかどうか。この4月後半以降の上昇トレンドも、もう三か月近く続いており、夏秋の調整もあるやろとは思うものの、その時期はなんとも言えない。9月まで上昇を続けるかもしれません。まずは先週の振り返りから。

先週は週間でもあまり大きな動きは無し。金曜日には米大統領選挙の討論会があり、バイデン大統領の高齢による衰えが目立ち、どちらかというとバイデンの自滅という結果だった。株価にはそれほど大きな影響は無し。その後夜には、概ね予想通りの米PCE結果が発表された。当初は、金利が下げたにもかかわらず、株価は下で反応。発表1時間後の市場のオープンから流れが変わり、NASDAQ100は一瞬だが最高値を達成した。しかしそこから、あまり意識していなかったが23:00にミシガン大学消費者信頼感指数が発表され、これが高かったことを機に(?)ここはやや疑問符が付くのだが、金利が上昇をはじめ、株価は大きく下げて終わった。恐怖指数はギリギリ中立から恐怖まで下がって終わっている。皆が恐怖でいてくれるというのは、上値余地があっていい事なのだが、後で見るようにチャートを見ると上値も重そうな印象はある。

恐怖強欲指数(https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)

次に各チャートの動き。まず長期金利から。

長期金利はやや行き足上。ただ、移動平均線も下へ向かっていく感じで、跳ね返されて下へ行く可能性もあって半々、か。

次に今週の注目経済指標。池田伸太郎殿のツイートを参考に。

x.com

今週注目は金曜日の雇用統計。失業率が急激に上がっているようなことがあれば、景気後退観測で大きめの下落に流れが傾くことは避けられないだろう。

それでは各インデックス。

SP500 

先週トレンド上限に達し、少し垂れてきた形勢から、再度上昇に挑戦して再度叩かれた感じ。ダブルトップとなるか、カップウィズハンドルとなるかは、前回の下値目途5447を日足終値で下回るかどうかが一つ判断基準になるだろう。もうすぐそこである。

NASDAQ100 

SP500と形状は近いが、下落の幅はこちらの方が広い。こっからどっちに行くかは、雇用統計次第かなあ

NYダウ 

先の指数に比べれば弱い。先週はじめチャートの形状はよかったが、爆発力不足。アマゾンの上昇もあったが、5日線の下へ入っている。

日経平均 

CFDベースで上昇が続いた。大きな上昇トレンドを形成しそうではあるが、CFDのロングは5連騰を受け、一旦手じまい。下落調整の気配があるわけではない。運用に対する考え方。25日線との乖離等も一つ判断材料

インドNIFTY50 

いい感じの上昇トレンド。今5日線からも浮いている状態なので、少々の調整はあるかもしれないが、ショートするような状況には断じてない。

VIX 

先週はきっちり下落。しかし、超長期でも下限値に近いことから、逆に上昇の可能性を感じさせる。

今週は以上です。

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