①日経平均
下落するとみられるが、円安が続く限り下値も米国株と比べて限定的とみられ、何もせず押し目を待つ
②米国株 NASDAQ
空売り続行。トレンドラインの下抜けが起こった場合は、売り増し。
以下に概況を述べる
①日経平均
日経平均はトレンドラインの中間より上で7月中旬以降推移しており、押し目もこの範囲で収まっている。今回、おそらく中間線を割る公算高いと判断しているが、それでも米国株と比較し、小さな下落で収まるとみられる。値動きは強い。
但し、これからの米国株の下落が歴史的なものになれば、ドル安からの円高でこの強気相場の前提が崩れる可能性があり、その点には注意が必要である。
②米国株 NASDAQ100
8/26のジャクソンホール会議での、パウエル議長声明により、市場のメインシナリオである、来年の利下げという前提が崩れ去っている。
このままインフレ退治最優先方針による利上げを行えば、インフレと景気後退の同時進行(スタグフレーション)の可能性もあり、どこまで下げるかははっきりしないもの、それらを一定織り込みに行く下落基調が続くと見る。
ただし一方で、このような悲観論は26日以前からもかなり根強く、市場参加者の半分ぐらいは悲観であった。となれば思ったほど下げない可能性も感じる。
売りポジを握りしめつつも、担がれない様にそのあたりはしっかり見ながら売買を行っていきたい。
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