今週のアイキャッチ画像は「トランプ前大統領とカマラ・ハリス副大統領がボクシング対決」です。民主党の候補者変更はトランプ氏にとってはありがたくない出来事でしょう。
さて先週「も」、ほぼ一貫した下げ相場でした。金曜日に少し反発しましたが。要因としてはテスラの決算が悪く、GOOGLEの決算にもケチがついた、などなどの要因が重なった事でしょうか。
まあ、先々週に一度調整が始まってしまったところもあり、そこからは逆に変なところで下げ止まるという方が想像しにくい状況でありました。市場心理主導で下げが続き、理由は後からついて来るという状況でもあるのかなと思います。一回懐疑的になるとあら捜しをし始めるのが人間というもの。
ただまあその中でも、全ての指数が一貫して下げたわけではなく、NASDAQ100や半導体が特に弱いです。
CFDに関しては、木曜日に米GDPが高く出たことで、上昇を反騰の兆候と見て買いを入れたものについては、そこそこやられて損切しました。思ったより、下落が長引き、先週想定していた反騰は金曜日を待たねばなりませんでした。それでも上下の幅が大きく、ロングから利確して下がったらまたロングという感じで二回ほどとれましたが、来週以降、どうなるかな。週末を経て空気は変わり、ここから少しの間は安定して上昇するかと見てはいますが。ただ、米大統領選に向け、二番底があるものと想定しています。
恐怖強欲指数(https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)
次に今週の注目経済指標。池田伸太郎氏のツイートを参考にしながら
今週の注目は目白押しで、水曜日の日銀政策決定会合(もし利上げなら米国株にも多少影響ありそう。)、木曜日未明の米FOMC。金曜日の米雇用統計と重要な局面が続く。特に重要なのは、雇用統計失業率ですね。市場のメインシナリオがあガラッと変わる可能性があるので、失業率が大きく上昇しないかを注視する必要がある。
それでは次に各チャートの動き。まず長期金利から。
長期金利は今週一旦上昇気配を見せたものの、また下落に向けて折り返したような形勢になっている。今週のFOMCの結果次第か。
それでは各インデックス。
SP500
今週は下落基調で、金曜日の反発も5日線が跳ね返すような格好になっている。反発も弱いようなそんな感じ。ただ、下落が続き過ぎていることもあり、この週末で空気は変わるだろうと見ている。
NASDAQ100
SP500と似ているが、こちらはより下落の勢いが強く、ついに木曜日には100日線に到達した。昨年11月の底値と、今年4月の調整の底値を結んだ青線が、ほぼ100日線の位置に近いところに位置しており、下落が続く悪い想定の一つの戻り目安と先週のブログでいっていたが、それが現実となり跳ね返した。
なお余談ではあるが、ここで跳ね返す理由がわからないという人に、Xでは100戦100勝のインフルエンサーが、お前とは次元が違うと冷淡な態度をとっていたが、何のことはない。毎日見ていればわかるだけの話なのだ。トレンドに線を引き、主要な移動平均線の動きをみるだけで、今回の下落の反発ポイントは読める。このようなことで居丈高にふるまうのは、傲慢というものであろう。
NYダウ
昨年11月にマークして、なかなか超えられなかった黒線が、今回も効き目を発揮したように見える。いずれにしても、NYダウはしばらく強い動きを見せそうである。
日経平均
米株以上のドえぐい下げをかまし、200日線あたりで折り返す。もし200日線を割るようなことがあれば、相場は短期調整で済まずに、上がってきた階段を降り始めることになる。利上げ等もさんざん言われてきたことであり、もう織り込みが終わったのではないかという気がする。
インドNIFTY50
結局なんやかんやで史上最高値を更新。NASDAQの次に来る主役があるとすれば、それはインドではないかと感じる。
VIX
今週は大きく上げたが、山の大きさはまだ四月に比べても低い。金曜日には大きく下げた。しばらくは下げ基調が続くのでは?と考えている。
今週は以上です。
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