先週の投資判断について振り返る。
①米国株 NASDAQ100
投資判断:今週も引き続き上昇を見込む。現在の買いポジションのまま警戒心を持って見守る。
結果:月曜日までは上昇したが、火曜日から急落。下げ幅を広げ続けた。
②日経平均株価
→上に同じ。逆指値で微益撤退。
投資判断:NASDAQ100と同じ
結果:同じく火曜日に急落し逆指値で放り出される
以下に概況を述べる
月曜日、引き続き上昇した。しかし、ここが天井だった。
火曜日、CPIの結果、下がらず。コアに至っては上昇となっている。
今回はCPIについて、過去、確か6月と7月だったか、ネガティブサプライズとなった際にあったホワイトハウスからの事前の警告もなく、
燃料の価格も低下していたことからCPIは順調な下落を見込んでいたが、それが外れた格好。
市場関係者も同じだったのか。NASDAQは一日で5%もの下落を記録した。
なお、中身についての考察は後述する。
ともかくここで相場が暴落。
瞬間的に買いの枚数以上の売りを入れ、間を置かずすぐに短期の買いを利確し、ここで瞬間的には大きな利益を出すことには成功。ここでその利益を一部使い、買建タワーを16→14へ減らし、更なる下落へ備えた。
これで油断した面もあるかもしれないが、結局このポジションについても、十分に検討した動きでなかったため、比較的早い段階で利確してしまい、そこから買いと売りで損切を出し、あるいは、利が乗っても利確できず、価格が戻ってきて同値撤退ということになった。
CPIミスからの戦略不在が定見のないトレードをすることとなった原因であると考える。
しかも、反射的に市場のメインストーリーが変わってしまった事の影響を大とみて、
こういった場合、そもそも想定して動かねばならない。
今回一応はしていた「下がるかもな」の想定だけではなく、どこまで大きなインパクトかを想定する必要がある。
すくなくとも、市場の大きな流れが変わっている。
影響度合いの判定が難しいならば、一旦ポジションを手じまいし、・・・と、ここでもやはり買建タワーが重くのしかかる。
ここまで手順を書いてきてより明確となった部分ではあるが、現在のトレードは複雑すぎるのだ。
数年前の強かった広島カープを相手に、ランナーを出して投げている投手のような、
どれか一つでも間違えれば大きく出血するという状況。
しかも、大きく下げる恐れが出ているならば放っておくわけにもいかず、
ポジションを多くとらねばならない。
そんなものは買建がなければ見物を決め込めばいいだけなのだ。CFDは上げでも下げでもポジションが取れるが、損切の逸失だけはガチでやばい。
今後、一旦は反発上昇するような局面がやってくるだろうが、その時はポジションの解消を重視したい。
【CPIの内容について】
CPIの内容見れば、燃料は下がっているにもかかわらず、家賃の上昇によって、
この結果となった。家賃は物価の中でも下がりにくいものとされており、
今後の行き足も悪い。8月のJH会議のパウエルがお通夜状態だったのは、
こういった状況が見えていたからではないか。
米国債の10年債利回りは上がり続け、直近の天井である3.5%(6月)を目の前にしている。
なお、前回3.5%をマークした二日後に株価も底をつけており、
その位置関係からしても、まだ株価は楽観的な位置にあるのではないか。
今後原油の価格が一時的にせよ上昇を見せた場合、
インフレは再び上昇する恐れがある。
あと、SBIの手数料は非常に高い。とっととGMOにすべて乗り換えてしまいたい。
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