よく、ネット上で投資の情報収集をしていると「私は投資の勉強をするために、〇〇万円かけました。」という言葉を目にします。
まあ、Twitterなんかでは、勉強に金かけましたという言葉とともに、ご自身の作った相場予測や必勝法などのセミナー教材やNote(新聞記事みたいな感じの有料情報)が売られています。それも何百円から何万円まで価格は様々です。発信者は玉石混交です。中には本当にすごい実力者も存在します。
初心者の方は株で負けることが多いでしょうし、一旦痛い目に合うと、そういう言葉が心に沁みると思います。
先に結論を言えば、それに対する私の答えは、「場合により買ってもいいが、あなたはその価値がわからない物に投資すべきではない」というものです。その理由と、ならばどうすればいいかも合わせて以下に述べます。
【理由】
世界最高の投資家といわれる、ウォーレン・バフェットは「自分の理解できない複雑なものには投資しない」という投資基準を持っています。これは株式投資にまつわる話ではありますが、勉強への投資にも同じことが言えるでしょう。
①その人が本当に実力のある人なのか、それともただの見せ方のうまい情報屋さんなのか(ここは発信者本人もわかってない可能性がある笑)
②その人の提供する情報が、自分で実行可能なものか(子育て世代の兼業投資家なら、板読みデイトレード術なんかを身に着けても実践は難しい)
インフルエンサーや著名投資家が「この投資で儲かりました」とか、「いつもすごい利益を出しています」とか言いながら、よくわからないすごく複雑な手法や考え方を駆使している。すげえな。ストップ高になる銘柄、この人みたいに当ててみたいな。
・・・その人の言ってること、理解できますか?できないならばこの場合は商材を買ってはいけま、せん!
その人が無償の範囲で提供している情報の中身をよく見ましょう。そして自分でその是非を考えてみましょう。大事なのはその時の損益だけではありません。優秀な投資家であっても、予想は外します。必ず。トータルで勝てる手法なのかが大事なのです。それがご自身に判断できるようにならなければならない。・・・まあ、そこまでいけば、買わなくても自分でやっていけるかもしれませんが、そこで初めて買ってもいいんじゃないかなと私は思います。
そんなことできないよっていう人は、まず、ベストセラーになっている投資にまつわる本を読んでみましょう。
お金?いりませんよ。大抵図書館に置いてありますから。
NISAもiDeCoも勿論いいです。お金持ちというのは、税金を払わない術に長けているものです。しかし、最初に何から手を付けたらいいかの答えは、あなたの払った税金で建てられた図書館の本を読むべしってとこですね。
ただ、借りた後も価値のある本ほど常に手元に置いて読み返したい、図書館でも予約が詰まってて借りられないということはあるでしょう。古本で買う方法もあれば、新品で買う、電子書籍で買うのも選択肢です。
そこで、私は日々読んでいる投資の本について、紹介しレビューしていくことにします。私の判断で「買い」「そうでもない」等、論評していきます。
なお、トレードはメンタルスポーツなので、勉強すれば必ず成功できるわけではありません。
その点も含めて勉強するのが良いですね。
長期のインデックス積み立て投資ならほぼ勝てるとは思いますが。
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