2022年10月第3週(10/10-10/14)の投資判断について(NASDAQ100・日経平均株価)CFD

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①NASDAQ100

投資判断:下落続行を見込む。各種統計の結果により、一時的にリバウンドの可能性あり。日本時間10/13 21:30発表のCPIが山場

②日経平均株価

投資判断:米株と連動しての下落を見込む。しかし、為替介入が効果を発揮しない状況が生じる場合は上昇の可能性高い。

以下に概況を述べる。

①NASDAQ100

金曜日には、このまま上昇か下落かを決定づける雇用統計の公開があったが、失業率が3.5%まで下がるなど、景気強すぎな内容であったために、これが賃金上昇→インフレにつながるという観測や、週前半まで景気弱含みからの利下げ期待で買われていた部分の失望もあって、一気に下落。

市場のメインストーリーが上昇を否定し「下落」と関係者に強く印象付けられた日。

この文脈で考えた時、今週月曜日以降1日~2日程度は下落が続き、NASDAQ100は先週第2週の月曜取引開始前に先物がつけた10,800付近を割るのではないかと見る。

日々発表される経済関係の統計によっても株価が動くので、これは日々気を付けてみておく必要あり。

ただ、その後CPI(10/13 21:30)まで、は少し読みにくい。

この局面では状況を見ながら、流れが見えにくければポジションを軽くし、CPI発表後は数字を見て、インフレが強ければ売り、弱ければ買いと機敏に対応したい。先にポジションを握ってのギャンブルは避けた方がいい。9月は原油が下落していたこともあり、CPIは下がる可能性もある。

その場合もCPIの内訳で家賃の数字が上がっていれば、一時的な株価上昇からすぐさま悲観下落へ転ずる可能性があり、これも頭に入れておきたい。

基本的に原油価格は冬の需要期に向け、行き足はここから上昇の可能性が高い。原油以外が高ければ、今後原油含め全部上がってくる可能性があり、見通しは暗い。

②日経平均株価

米株に連動するものとみられるが、為替とその介入の動向には注目したい。円安に向かうなら、基本的には株価に追い風とみていいと考える。

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