【振り返り】2022年10月第3週(10/10-10/14)の投資判断について(NASDAQ100・日経平均株価)CFD

週刊相場動向

①NASDAQ100

投資判断:下落続行を見込む。各種統計の結果により、一時的にリバウンドの可能性あり。日本時間10/13 21:30発表のCPIが山場

結果:木曜日のCPIまで上記画像のトレンドラインに沿って下落が続き、CPIも発表後は大幅に下げたが、取引時間中に大幅な値上がりを見せ、木曜日は陽線で引けた。しかし金曜日は、23時発表の期待インフレ指数の予想以上の悪さをきっかけに下落を開始。木曜日の上昇を半分強消した。同じくして米国債10年債利回りは4%を超え、そのまま4%を下ることなく引けた。これらに対し、木曜日のCPIまでは断続的なショートで利益を確保し、木曜日の上昇反転時は買いで利益を確保。金曜日の下落についてはショートで利益を確保。しかし、金曜日のレンジ相場的な動きの中で一度往復ビンタを食らう。

8月上昇時につかまった買建を7→4へ削減。

②日経平均株価

投資判断:米株と連動しての下落を見込む。しかし、為替介入が効果を発揮しない状況が生じる場合は上昇の可能性高い。

【結果】ほぼ米株と連動して下落。しかし、木曜日の米株の影響を受け、金曜日は大幅な上昇を見せた。

見】

まず米国株。字にして並べてみれば「おいおい天才トレーダーか」みたいな感じだが、事実である。しかし、いまだ8月のラリーで捕まった買いの解消に労力を割かれており、その点、非常に反省が大きい。

CPIにあたっては、統計発表後にショートで動き出した。米国労働統計局の原文を見る限り、前月比+0.4%という数字だけではなく、内容も悪い。以下のサイトでは日本語自動翻訳で概ね意味も理解できるので是非見てみてほしい。

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懸念されていた家賃や食糧費など下がりにくい数値が下がっていない。こうなると、今後燃料費が上がってきたときに、インフレが止まらなくなる危険もある。原油価格など水物なのだ。

話を戻すと、CPI後、正直下落後の「上昇」までは予測の範疇ではなかったが、値動きがヨコヨコになった時点でショートを利確したことが大きかった。下落幅の半分を戻した時点で買いに入ったが、それでもかなり大きな利益が取れた。やはりCFDにおいては、長々とポジションをとらない事や、しっかり逆指値を「浅めに」指すことが、利益の確保とフットワークの軽さを実現する。流れについては言ったものの、CPIの内実から揺り戻しが来る疑いを持っていたことで、金曜日のショートでも利益を確保できた。

おそらく、来週も下げるが、その点については、投資判断の方で触れたい。

日経平均について、結局のところ、値動きの震源地はほとんどのところ米株と為替であり、金曜日は米株の上昇と、為替への介入がなかったことから勢いよく上げた。今後も為替の要素はあるが、上記の急落のトレンドラインをたどる可能性があるので注意。金曜日の日足はそのラインからはみ出ているが、はずれ値としてみる必要があるかもしれない。十字で示したポイントが、日経平均先物の金曜日終値であり、急な下落トレンドラインをなぞって下へ落ちていく恐れがある。

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