冒頭から物騒な見出しでお送りしております。現在の時価評価総額は264,495円(先週比‐108,579円、うち銀行口座への振り込み4,085円を含む)です。あれ、破産してない?と思った方へ、順を追って説明していきます。今回やらかしたのはNASDAQ100です。
【状況の推移】
話は11/3木曜日未明にさかのぼります。そう、FOMCです。
私は、買いと予測していましたが、3:00の声明発表時に急騰。
中身としては、利上げを段階的に縮小していくことを示す内容であったためです。急騰し、垂れたことを見計らって利確し、+5万。そして会見が始まるにあたり、再度買いで入るという判断。46万円と余力が大きく膨らんだこともあり、ロットは25枚でエントリー。そこから先の展開は承知の通り。会見中、大幅に下げ続け、次の日も下げ続けました。
その時、どうしていたかというと、ロスカットできず。これが何より痛かった。ロスカットしなかった理由は大きく2点ほどあり、
一つは値動きが急すぎて判断を逸したこと。仮にその後反転上昇するとしても、早く切るべきであった。
二つ目にはそれに対し、状況の誤断があったこと。事前の予想でFRBの姿勢の軟化を見越し、そして声明の内容でその確信を深めて買いに臨んだ。そして会見中もVIXが上がらない事から、状況に変化がない。明らかに下げ過ぎであり、反転すると判断してしまった。
しかしながら、あれよあれよと下げ続ける株価はその後一切戻る気配を見せることがなく、そのままその日の取引を終えた。この時点で含み損は既に20万に達しようとしており、次の日の夕方にはその前日終値を割り込み、強制ロスカットが執行された。
なお、まだこういった経験にあったことのない諸兄に伝える必要があるのでは、一度マージンコールがかかると、その際の証拠金の不足額を入金しない限り、概ね1-2日後の期限までにロスカットされるということ。要はマージンコール後にいくら急騰しても、ロスカット執行自体を止めることはできないのである。
ロスカット執行後は残された余力でトレードするほかないので、その後のトレードがうまくいっても取り戻すには時間がかかる。
今回不足した証拠金は18万円程度。長期投資は別で行っており、そこから引っ張ってくることも可能ではあったが、短期投資は短期投資でやりくりすべきものであるとして今回はそれを行わなかった。(今後も行うべきではないと考えている)
ちなみに、ロスカットレートもレバレッジ上限もその会社ごとで設定値が違う。今回私はGMOで取引をしたが、余力の半分を持っていかれた程度で済んだのは不幸中の幸いであった。
なお、その縮んだ余力でその後も取引を続行し、3万円程度は戻している。
【反省点】
一つは痛かろうとロスカットしなければ、こうなるということ。そして、勝ち続けると調子に乗ってしまうということ。じゃあどうすればいいかというと、以下二つの対策を実行したい。
一つは、どんな事情の含み損であっても損切限度ラインを1000pips(売買の対象となる指数の1%の値動き)に設定すること。今回、もしこれを実行できていれば、損害はその日の含み益5万円の範囲内で収まり、売りへの反転すら可能であっただろう。
そもそも自分は今、その日のエントリーをその日のうちに決済する戦い方であり、その状況で1000pipsもの含み損が発生したなら、目論見が外れたことは明白だからだ。
二つ目に、勝ち続けると調子に乗ってしまうことについては、これも油断や慢心だけでは語れない物ではあるが、連勝すると負けるタイミングが来るのは必然でもあるので、今後その日の利益の15%は、銀行口座に入れていく(マイナスの場合は何もしない)。
基本的に余力の小さい時の方が負けない。自然と損を避ける行動につながっている部分もあるし、感覚がより鋭敏になり、外しにくくなるのだろう。
8月に買いでつかまった時も結局それで乗り越えたと思われる。レベルアップとともにロットを増やしくこともむろん必要で、そのバランスをとったやり方として考案した。
②日経平均株価
上昇を見越し、買いと判断したが、若干の上昇にとどまった。
新しいトレンドライン(緑の線)の下限は維持している。
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