【今週の投資判断について】中間選挙にCPIで激しいボラティリティ 2022年11月第2週(11/7-11/11)の投資判断について(NASDAQ100・日経平均株価)CFD

週刊相場動向

今週の投資判断は以下の通りです。

①NASDAQ100

投資判断:全体の相場観としては、上下どちらもある状況であり、中間選挙(11/8火曜日)は選挙結果も含め値動きが読みづらい。CPI(日本時11/10 21:30)以外では取引しないことを基本戦略とし、CPIでは予想に対し下なら買い、上なら売りで即座に対応する。

以下概況であるが、現在、短期的にはトレンドラインの状況(上昇を見せた際の緑の支持線は明確に割り込んでいる。)からも下へ行く可能性が高いように見えるものの、超長期のチャートの中では底打ちに近い形状も見える。今週の雇用統計に対する値動きを見ても、10,700ラインが底固く、上に行く可能性がほんの少し高い気がする。しかし、投資に足るものではない。

値動きが激しく、余計な取引は思わぬ深手につながる。今週はポジションを持たずにちゃんとCPIまで待つことこそ、重要な戦略である。

なお、前回10/13では、株価急落ののち、急上昇を見せた。このような動きは今年、似たような場面で散見されており、一部ではFRBのリバースレポの放出によるものともいわれている。CPIが高く、市場が大きく下げても、急に金利が下がり始め、株価が急上昇することは、金利のチャートもにらみつつの警戒が必要である。FRBは株価の下落を望んではいるが、暴落は望んでいない。上記の株価トレンドラインはその点でも見ておく必要がある。

中間選挙に関しては特に、今のところ選挙は共和党優勢らしいものの、上院の過半数まで共和党が奪えるかは微妙なラインで結果は見えにくい。共和党が上下院の過半数をとれば市場は好感すると見る向きもあるようだが、果たしてどうか。も少し情報を収集する中でその点が見えれば、とは思うが、自信が無い限り何もしない。

②日経平均株価

投資判断:上記の緑の線に沿った上昇を見込む。緑の線の下限付近であれば買いで入るチャンスと見る。

しかし、日経平均も米株価に影響を受けることから、中間選挙前後とCPI前後は注意が必要。

以上、今週も、大きく負けないことを念頭に、いい選球眼でチャンスボールを打ちましょう。

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