【先週の振り返りと今週の投資判断】懐疑の中で相場は育つ。だが・・・ 2022年12月第2週(12/5-12/9)の投資判断について(NASDAQ100・日経平均株価・インドNIFTY50)CFD

週刊相場動向

現在の損益は273,440円(先週比+26,617円、利確後銀行振込の20,582円を含む)です。

とりあえずプラスになり、一息つく。それでは先週の振り返りから

①NASDAQ100

先週の投資判断:明確な方向性が見えるまで何もしない。12/2の雇用統計に関しては、その結果に応じて売買判断を行う。(事前予想比下振れか予想通りなら買い、上振れなら売り)

結果:先週金曜日の寝落ちの際に買ったポジで痛手を被ったが、12/1のパウエル議長講演での上昇と雇用統計での下落でそれぞれうまく利益を出し、プラスとなった。

所見:雇用統計がネガティブサプライズであり、いくらかは戻したが、また方向感なくレンジ相場が続きそう。

ちなみに私のトレードにおいてここまでの数か月、負けパターンは明確。大きく二つあり、一つ目は相場がレンジの中で動かない状況でやられるパターン。

レンジでもテクニカル的には方向性が見えたような動きを一瞬見せたりする。そこへエントリーするとやられる。この偽エントリーポイントは、逆指値を狩りに来るフェイント的な動きと同じものではないかとみられる。

また、移動平均線を基にした戦術も気ままな値動きに翻弄されることが多い。以上の状況においては、材料の乏しさゆえに、ちょっとしたニュースでも値動きは急変動を見せる。

対策としては、方向感が無ければ、そもそも戦わない方がいい。上記のような現象への明確な対策は無いと思う。

唯一のチャンスは、ザラ場寄り付き付近の少し方向が見えた頃合いのトレードぐらいか。ここだけは唯一成績を残せている。それも経済指標の発表等は跨がないように気を付ける必要がある。

二つ目は、判断を誤った時に損切が遅れるパターン。8月のラリーで捕まった際には、原資と同等に近い損失を出した。11月のFOMCでは一度の取引で、たった一日で23万円もの損害を出した。

その反省を生かし、以降は1000pips以上の含み損は必ず損切するルールを設けここまでやってきた。お金はあまり増えてはいないが、今後も継続したい。

②日経平均株価

先週の投資判断:緑の線の下限に差し掛かるタイミングを持って買いでエントリーする。ただし、今の前提が変わるような出来事があった場合は見送る。

結果:上記計画ではあったが、チャートの通り、フラグパターンと判断した値動きについて、外れ値が続出し始め、戦略の見直しが必要となったため、投資を行わず。

所見:正直、NASDAQのほうを集中してみているので、上記のような状況では対応は難しい。

下落している中でも、原因があまり明確に見えてこない。このようなことは日経平均においては大幅下落の端緒などにおいて、特に珍しいことではない。

しかし今まではトレンドライン上限付近で発生することが多かった。そこが今までと少し違う。為替が原因とも考えられるが、上記の分析で行くと、次の節目は27,400で反発するかどうか。ここはいろんな線の重なる部分で跳ね返しやすい。

主体別売買動向では外資は買い、国内個人は売るという、上昇時によくある状況での「下落」であり、首をかしげる。

この状況で下落しているということは、節目を割って外資が売り始めればかなり苦しい状況に陥る。

買った株式に対する次の行動は売りである。

以下は今週の投資判断。

①NASDAQ100

投資判断:上記の反省に従い、方向性が見えない限りトレードを控える。今週も大きなイベントはない。寄り付き付近でのトレードを限定的に行う場合でも、次の日に持ち越さない。

②日経平均株価

投資判断:27,400で反発すれば買う。しなければ売りを検討。

③インドNIFTY50

監視を開始。青のトレンドライン下限で買いがよさそう。

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