【今週の投資判断】死に至る病、ポジポジ病2022年12月第4週(12/19-12/23)の投資判断について(NASDAQ100・日経平均株価・インドNIFTY50)CFD

週刊相場動向

現在の損益は235,736円(先々週比‐37,704円、利確後銀行振込の22,814円を含む)です。2週間でなかなかの損失を出してますが、原因は①ポジポジ病×ボラ高レンジ、そして②CPIでの目論見が外れたことです。以下で中身の検証を行っていきます。なお、2週間ぶりの振り返りではありますが、先週のCPIとFOMCまでの流れを中心に見ていきます。

NASDAQ100(CPIとFOMCにかかる作戦計画)

事前の計画は先週のブログを見てもらえば詳細が乗ってますが、①CPIは結果が出た瞬間に流れに乗る、②会見はパウエル議長の顔が出た瞬間に株が上がるのでそれに合わせて超短期で買いを仕込む③FOMCの会見はリアルタイムで見届け、流れが明確になれば買うの3本立てで、逆にそれ以外の手出しは無用というもの。

まず、①についてはCPIは予想以上に下げた。買いで乗っかり、800pips程度の利益が出たところまではよかったが、そこから一日の中でマイナスへ転落。大きな損失を出した。

②パウエル議長登壇

株価はほんのちょっとだけ上がった(笑)すぐに少額を利確し終わった。

③FOMC会見

そもそも声明とドットチャートが内容的にはタカであり、そして会見もタカであった。しかし株価に方向感は当日でなかった。売りで入り逆指値で損失を出さずに逃げながらちょこちょこ利確もし、2万円程度の利益を出す。

その次の日から、株価は大きく下げ始め、上記チャートでは緑の短期支持線を割り、テクニカル的には売りサインが出まくりである。

【反省と改善】

この2週間での損失の大きな原因は方向感の無さに振り回されたこともあるが、そこへポジポジ病で向かっていったことである。対策としてまず先物時間中だけは少なくともポジション解消以外はデモトレードしかしないようにして対応したい。

 自分の考えで試してみたいこともあるし、それはそれでいい経験になるはずだ。

そして、疲れがかなり出ていて、売買判断にも影響が出ているということを痛感する。振り返ってもそもそも買いを入れてはいけない局面で買いを入れたりと、思い付きに近い動きでエントリーし、すべからくやられている。

そもそも先週末はずっと仕事であった。コンディションが悪い中、間違えた判断で、かつ寝落ちで持ち越し傷口を広げるということが多々あった。そもそも冬時間で取引が23:30開始になっていて、朝は6:50起床なので、蓄積疲労も大きい。

【今週の投資判断】

NASDAQに関しては、売り続行。しかし何かをきっかけに急反騰する可能性がかなりあり、その点の警戒を行いながら。

所見:今の一言で感想を言えば、なんだか気持ち悪い下げ方をしている。米国株ではあまりなかった、しかし日経平均でよくある、トレンドライン上限での細かい理屈抜きの株価頭打ちを見ているような既視感がある。MACDがゴールデンクロスした瞬間に始まるような、有力なインフルエンサーですらしてやられる下げ。

市場参加者の多くが感じているように、材料としては好悪半ばする状況ではある。

しかし、CPIやFOMCをそう悪くない内容で通過しながらも、今までの株価トレンドラインを遂に超えることはできなかった。という状況に対する失望が株価の行き先を決めたように見える。

そして、強いQTも0.5%利上げと合わせた株価へのプレッシャーになっているのだろう。歴史的に利上げ0.5%で株価はレンジ相場入り、それ以上なら下落すると言われているので、今の状況はその点異常とは言えない。

一旦は下に向かうのだろうなとは思うが、利上げの減速が決定し、これからも更に減速する見通しが見えている以上、年初来安値を更新して下げるシナリオを考えづらい。それは景気後退が決算などに鮮明に見え始めた後の事だろう。

ここからどこかで上に折り返して、レンジ相場を形成するか、皆が諦めたころに中間反騰するのではないかなと見ている。

皆が諦めずに「どっかで上昇するでしょ」と思っている限り、下げ続けるおそれはあるが…

以下、日経平均とインドNIFTY50のチャートも掲載しておくが、基本的に「今は」アメリカ次第だというのが見ればよく分かると思う。インドは18,100ぐらいまではまだ下がる可能性が高く、そのあたりで米国とともに反転するようであれば買いで入ってもいいかもしれない。但し、分割しながら。

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