超強い株価へインフレの冷や水、勝つのはどっちだ?【先週の振り返りと今週の投資判断】2023年2月第4週2/20-2/24 NASDAQ100・日経平均株価・インドNIFTY50他)CFD

週刊相場動向

現在の短期トレード損益は164,864円(先週比‐7,534円、利確後銀行振込の30,937円を含む)です。長期中期は別。

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なお、本ブログは、1.先週の投資判断の振り返りと反省 2.今週の投資判断の二部構成でお送りします。

1.先週の投資判断の振り返りと反省 

①米国株(NASDAQ100)

先週の投資判断:CPI次第ながら、株価↑のパターンでも、直近の決算での状況から、13,000水準はかなり割高であると見ており、そのあたりが上限だと考える。下の場合は最近抜けたトレンドラインの上限線にあたる11,500あたりか。結果の数字によってはもっと下へ行く可能性がある。結果発表後にそれぞれの流れに向け即時ポジションをとる。

結果:CPI当日は株価も長期金利も比較的小さな値幅の中で凄まじい迷いを見せた。ぶっちゃけた話、小さめに往復ビンタを食らい、中くらいのダメージで撤退した。

②日経平均株価

先週の投資判断:ショートポジション保有継続。逆指値を浅めに設定し、さらに上昇する場合は早めに逃げる。騰落レシオは130.03と高いが、空売り比率も46.4とかなりの高水準であり、上に行く可能性も頭に入れておく。

結果:今週、ほぼ目立った値動きを見せなかったが、チャートの通り、トレンドラインに従うように下落を開始、したように見える。ショート保有を継続。

③インド株NIFTY50

先週の投資判断:しばらく下落が続くと予想。

結果:米株の下落と逆相関のような動きを見せ上昇。下落のトレンドラインを突破。アダニ財閥のスキャンダルは落ち着いたか。次は直近高値の18,306付近を奪還できるかが焦点。その次は濃緑の上昇トレンドラインに復帰できればベスト。

所見:米株にしろ、日本株にしろ、あまり方向感がない日々が続く。今週はCPIやPPI、小売売上等の経済指標がいずれも強かったため、インフレしながらも経済強いままという想定もちらほら出始めている。一週間終えて概観で見ると、「強い上昇圧力へインフレや経済の強さで冷水が浴びせられ、やや下への圧力が買ったか」というところ。

インド株は米株の下落に反して上昇。確かに過去の値動きを見ても、純粋に連動するわけではないようだ。とはいえ、相関することもある。インドはインドで基本的には独自に動くと見ておいた方がいい。

2.今週の投資判断

①米国株(NASDAQ100チャートは先週結果欄に)

以下は米国債10年物利回りとSP500とNYSEのチャート。今週は火曜日22:30の総合PMIや銅24:00の中古住宅の統計、木曜日22:30のGDP、失業保険申請数他の一斉発表等が大きな節目となるだろう。

米国債10年物利回り:きれいな上昇

SP500:でかいラインを下に抜けた

NYダウ:やや弱含み

今週の投資判断:おそらく、下落すると思う。とりあえずの下値めどは前のトレンドライン上限の11,500付近、その後上げるか下げるかは新たに出てくる材料次第ではないか。

②日経平均(チャートは上の振り返り欄へ添付)

今週の投資判断:25,800付近へ向け下落続行すると見る。ただ一週間ではそこまでいかないだろう。現在の騰落レシオ126.73(高過ぎ)、空売り比率44.1(ちょい高)

③インド株NIFTY50(チャートは先週振り返り欄へ添付)

今週の投資判断:抵抗線多く、上で捕まっているポジションも多そうなので、上昇の可能性がやや高いが、同時に上値も重いか。

所見:米株は1月からの急激な上昇、そして直近の決算内容を見るに、NASDAQ100が13,000を超えて安定するのは難しく、一旦下落ののちレンジか、大幅下落の可能性が高いと見ている。日本株も米株に引っ張られた側面は大きいと考える。

天然ガス先物:下げっぱなし

WTI原油先物:下落基調

恐怖指数:やや上昇

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