現在の短期トレード損益は141,426円(先週比‐19,578円、利確後銀行振込の30,937円を含む)です。長期中期は別。
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また、本ブログは、1.先週の投資判断の振り返りと反省 2.今週の投資判断の二部構成でお送りします。
1.先週の投資判断の振り返りと反省
①米国株(NASDAQ100)
先週の投資判断:米国株はしばらく上昇基調となるだろう。しかし、業績による予想EPSなどからNASDAQ100が13,000に定着するようなことは難しく、全般の価格水準としてもそこまでの上昇にてレンジを形成する可能性が高い。
結果:予想は大きく外れ、主には金利の上昇とのギャップを埋めるような形で株価は下落した。現在、直近のレンジの下限を下抜けしている。
②日経平均株価
先週の投資判断:力強く上昇すると見られるが、3/10の日銀の政策決定会合等で風向きが大きく変わる可能性はある。為替も、長期金利の利回り是正に合わせ円高へ流れる可能性が高く、そのあたりを見ていきたい。株価上昇圧力が強いはずなので、買ってもいい局面だと思うが、メンタルセット的に一旦様子を見たい。
結果:月曜日にショートを損切。力強く上昇を続けたが、金曜日に急落。先週比では上昇したものの、月曜日寄り付きの株価までほぼ戻る。警戒していた3/10の日銀政策決定会合は無風通過も、一旦上昇のち下落となっている。木曜日時点で騰落レシオが132となり、空売り比率も落ち着いたことから金曜日ショートエントリー。
③インド株NIFTY50
先週の投資判断:米長期金利の下落に合わせしばらく上昇すると見る。しかし本格的な強気への転換はまだ難しいか。
結果:米国とともに予想は外れた。下落を続け、現在重要な下値抵抗線を試している。
所見:株価は調整を終え先週上昇すると判断していたが、金利とのギャップを埋める形で下落した。金曜日にはSVB(シリコンバレー銀行)の倒産までの危機的状況が顕在化したこともあり、株価は下落を続けた。その件の評価は今週の投資判断にて触れる。
2.今週の投資判断
①米国株(NASDAQ100チャートは先週結果欄に)
以下は米国債10年物利回りとSP500とNYSEのチャート。
米国債10年物利回り:SVBの上方が出たあたりから急落。
SP500:長い間抜けられなかった下落トレンドラインは、レジスタンスとならずに下抜けした。
NYダウ:米株3指数の中で一番弱そうな動きで行ってこいの様相を見せる。
①米国株NASDAQ100(チャートは上の振り返り欄へ添付)
今週の投資判断:特にSVBの情報が出るたびに神経質な値動きを見せると見られる。全体としての流れは下落か。
②日経平均(チャートは上の振り返り欄へ添付)
今週の投資判断:おそらく下落すると思われるが、米菊株と同様に神経質な値動きとなると予想。特に空売り比率がべらぼうに高く、何の意味もなく一旦は上昇する可能性もある。ショートを月曜朝早々に利確するか検討。(おそらく実行)
現在の騰落レシオ127.62(買われ過ぎ)、空売り比率52.7(高過ぎる)
③インド株NIFTY50(チャートは先週振り返り欄へ添付)
今週の投資判断:値動き不安定で、米国長期金利との逆相関もあるので、今後上昇の可能性もある。何もせず見守る。
所見:今回、SVB破綻のニュースについては、リーマンショックのころと状況がいい意味で違うという情報や、米イエレン財務長官発言では安心感を招くような発言があったようだ。しかし、経済周期の中で逆金融相場の終わりに近づいていることは間違いなく、金利上昇委が原因での金融機関の破綻というのは、もはやお約束の流れにも見える。リーマンとは違う経過をたどるにせよ、ここからの暴落の可能性は頭に入れておきたい。また、この状況でFRBの利上げが鈍る可能性はあり、それならば株価へは短期的にプラス。しかし、私の考えとしてはしっかり利上げして破綻する会社があってもインフレを完全に鎮静化してほしい。
そうすれば今年の後半から大統領選挙に向けてきれいな上昇ラリーが見れるのではないかと思う。
天然ガス先物:上昇したがまた戻ってきている。
WTI原油先物:上昇基調っぽいが、サウジのAPEC脱退や景気後退による暴落が見えており、できれば触らない方がいい。
恐怖指数:久々に急激に上昇の気配を見せた。激しい値動きが予想され、要注意。
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