今週も一週間、お疲れさまでした。今週の振り返りです。明日は来週の投資判断について投稿します。今週は内容が濃く、長文お許しください。
【今週の戦略】
今週は以下の投資判断を持って相場に臨んだ。
①日経平均株価:空売りを続行。終値ベース28,300を撤退ラインとする。
②米国株NASDAQ:強い動きであることや、強烈な売りが出にくい状況であること、トレンドラインの上限に達しつつあることを鑑み、買い。押し目買いを狙う。
【結果と反省】
①日経平均、金曜日で空売りについて損切。 -17,000円
上記CFDに加え、1357日経ダブルインバースも500ほど持っていたが、これも損切。これがちょうど10,000円程度の損失で、合わせて17,000ほどの損失となった。
今回、反省となると、難しい。そもそもの目論見としては、円高が重しでかつトレンドの上限に達した日本株は上がり目もない。28,000円付近を天井に下げるというものであった。しかし、円高はあまり重しにならず、おそらくは米国株の上昇に連れて上げた、といったところと思われる。
もしかしたら3万円超えた地点を目指しての上昇の可能性もあり、しばらくは模様眺めのほうがよさそうである。騰落レシオは130(超買われ過ぎ)を超えており、空売り比率こそ43.8とやや上昇したものの低めの水準にあり、かなり無理して上げているようにも見えるので買いも危険。
株価上昇を追いたいならば、今は比較して割安で将来性のあるNASDAQを買った方がいいと思う。
②米国株NASDAQ、押し目買いを狙い、株価の上昇に乗る。概ね4.7万円程度のプラス
米CPIについては、過去2回の発表においてはホワイトハウスからの上振れ警告、そして連銀総裁からの同様の警告ともとれる発言があったが、今回はホワイトハウスからの警告はなく、連銀総裁からは数値は下振れともとれるような発言が事前にあった。
これにより仮説への勝率7割が見込めるとの確信を深め、水曜日のCPI発表までやんわり下げたNASDAQを徐々に12口買い進め、発表で大きく上げたところで利確。
更に木曜日のPCEも下振れ、金曜日の期待インフレも下振れと推測されたことから、再度12口買いで入り、PCEが予想を下回ったことを確認してさらに10口買い増した。
これにて、買いポジションはCFDのみで総勢330万ほどに達するに及び、これまでの最大値の2倍と、史上最大の作戦となった。これにて順風満帆、上昇を続けると思われたが、何故か木曜日中にそこから2%急落し地獄を見る。
朝起きてこれを見た時の絶望感よ(笑)
まったく下げた意味が分からなかったが、その当時の状況から考察するに、ショートカバーが急激に入り上昇、そこから失速。そこへ金利上昇、ウクライナ戦争での原発への攻撃、そしてトレンドラインの天井付近であったこともあり大きく押し返されたようだ。
それでも、インフレは沈静化したという大局の変化を信じて握り続け、金曜日の上昇で+3.3万円まで戻した。ポジションを大きくすると、とかくこういうことが何故か起こる。本当にやめてほしい。SP500も半値戻しを達成。過去の記録では半値戻しからの安値割れは無いらしく、とてもめでたい。
なにはともあれ、これでとりあえずは9月のCPIに向けた上昇気流に乗ってくれたならば本当にうれしい。しかしインフレには油断はしてはいけない。冬場に向けた原油の需要増など、インフレが戻ってくれば今の相場はそんなものは織り込んでおらず、また根底からひっくり返るだろう。(11/終)
コメント