今まで、実損益を出して先週の投資判断が正しかったかどうかを検証し、今週の投資判断を行っていましたが、ぶっちゃけこれが手間暇かかる割に大して需要がなさそうなので、本業が多忙を極める状況もあり、これを止めます。週刊の相場記事は所見をフォーカスし、その代わり今後個別分野の記事をかけるよう、注力していきたいと思います。
というわけで、まずは長期金利を見ていく。
結局、先週CPIが大きく下げたものの、主に景気統計の強さが出て金曜日には金利が上昇した。小動き、と言ったところだろうか。株価もヨコヨコである。そもそもヨコヨコや短期レンジ相場は手を出すべきではないという原則を今回も堅持すべきだろう。
なお、NASDAQチャートの緑線にもあるとおり、直近数か月で見れば株価はやや上げすぎで、このヨコヨコから下へ行くんじゃない?というのはバランス感覚のある人の見方ではないかと思う。
しかし、そういう普通の判断を株式は是としない。いつも行き過ぎる。まだ上値余地はあり、おそらく、決算で悪い数字が明るみに出るまでは上昇を見せ、決算で現実が明るみに出たあたりで下落に転じるのではないかと思う。対応としては上昇に今から乗るのではなく、少しずつ売り始める、ということでいいのではないかと判断する。
日経平均も直近高値までまだ少し距離があり、これを試すか、少し超えるぐらいまでは米株とともに行くのではないかと思う。現在の騰落レシオは104.25(ふつう)、空売り比率は46.7(高い)であり、これも上昇を示唆する。
何せ今は、相場周期でいうまさに中間反騰というべき状況であり、逆業績相場が明白になるまでは株価は強いだろう。
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