【米株は2022年夏の天井に到達】2023年6月第2週6/12-6/16 NASDAQ100・日経平均株価・インドNIFTY50他)CFD

週刊相場動向

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さて、今週も長期金利から見ていく。

やや下落圧力の勝る平行チャンネルの中で推移。今週も上昇を続けた。

このトレンドラインの上限に達した時、TMFの購入などで仕掛けるという判断が妥当ではないかと見る。

引き続き金利と逆相関関係があるはずのNASDAQも構わず上昇継続。

しばらくは、強い景気に引っ張られ、このような状態が続くものとみられる。しかし、雇用統計の悪化は過去の歴史を見ても唐突に来る。今週は火曜日に米CPIがある。ひところに比べれば注目度は下がっているものの、急に予想外の数値が出ないとも限らず、油断は無いようにしたい。

米株式についても、やんわり上昇。やや足踏み気味で、昨年度夏のピークを超えるかを意識しての動きとなっている。ここを日足終値で明確に超えるとしばらく上昇が見込めるだろう。火曜日のCPIがきっかけとなるだろうか。

以下は個別のチャート

SP500 

NYダウ 一旦下落したものの、週足上昇。

NASDAQ100 SP500とともに足踏み

先週、今後はNYダウが上昇をけん引するような値動きをするのではと見たが、米株は全般的に上昇が緩慢で、ダウも比較的強かったものの、あまり変わらなかった。

なお、VIXは低下し続けている。11前半まで来たら、大きな資金を振り向けてでもVIXに買いを入れたいところ

次に、日本株。

日経平均

相変わらず強い。短期の狭いトレンドに乗って動いており、下落の気配はまだない。きっかけがあるとすれば、円高か。

しかし、少なくともまだ日銀の介入が来るような水準ではない。基本的に日銀は円安はウエルカムであり、急な円安を望まないだけである。

前回150円を付けてからずいぶん時間がたっていることから、今回もそこで介入してくるとは考えにくい。介入資金も減れば減るほど介入の効果は薄れるため、日銀もおいそれとは介入できない。必要最低限を奇襲的に行ってくると考えていい。まだ先だ。

なおインドは重要な地点で跳ね返されている。

2022年末ごろにつけた高値を超えられるか。今のところ跳ね返されており、下へ向かうとしても騰勢の強さから、もう一度ぐらいチャンスを作るのではないか、という気がする。

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今週は以上です。

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