2022年8月第3週(8/15-8/19)の投資判断について(日経平均・NASDAQ)

昨日掲載の「先週の振り返り」に引き続き、ここでは今週の投資方針について述べる。

【結論】

①日経平均株価:しばらく上昇を想定するが、既に超買われ過ぎ水準にあり、何もしない。

②米国株NASDAQ:先週に続き強い動きであることや、強烈な売りが出にくい状況であること、トレンドラインの上限に達しつつあることを鑑み、買いを維持。押し目買いも狙う。

【概況】

①日経平均株価

日経平均は28,300円当たりの抵抗線を突破し、上昇を開始。まずは、29,300円あたりの水準を目指し、月曜日は先物終値の28,700あたりからスタートする可能性が高い。しかしながら、騰落レシオが132と、2021年9月の30,700円を記録した際の数値140以来の高さに達しており、買いで入る状況ではない。まずは一旦価格が天井に達するまで待つ必要があると判断。米国株の天井と連動する可能性があるので、そのあたりをにらみつつ、何もしない。

②NASDAQ

NASDAQは非常に景気良く上げており、現在大きな買いポジションを保持。まずは8/25のジャクソンホール会議が節目とみられているものの、そこで何か強い悪材料が出そうな気配も今のところ見当たらない。

しかし、7月米CPIが下落したのは、原油価格の低下が要因としては大きく、CPIの数値要因の3割を形成する住宅価格はむしろ上昇している。上昇需要の高まる冬場に向け、また価格の上昇となれば、CPIの再上昇は容易にありうる。

今後も原油価格がCPIの次を読むにあたっての先行指標となる可能性が高い。その点をにらみながら、トレンドラインでの押し目を買っていく。

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