それでは今週も、必ず押さえるべき、米長期金利から。その前に。
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さて、米長期金利。
先々週、下落してトレンドへ回帰してきた金利だが、先週はまた上昇して見せ、再度トレンドライン上限を試そうとしている。
背景には、インフレ再燃への大きな懸念がある。過去にはポール・ボルカーが退治した、さらに大きなインフレが長期に渡った時代もあったわけで、ここは先入観なく推移を見守りたい。
ちなみに私はこのトレンドラインで跳ね返され下落に転じる確率がやや高いと見ている。
以下に個別のチャートを見ていくが、先に今週のイベントを見ておく、以下は池田氏のまとめてくださったカレンダーである。
今週からGAFAMの決算が始まる点は注目。火曜日水曜日はメタ、マイクロソフト、グーグルの決算。内容によっては指数や他銘柄にも波及する大きな波紋があるかもしれず、頭に入れておく必要がある。
全般的に、好調だった米銀行の決算も、その日のうちに売りが殺到し下げるなど、今回の決算シーズンは初めから発表後に売り込まれる傾向が強い。
TESLA等は、発表で一日で10%近い下落を起こしており、これは暴落以外の表現が見当たらない。
中身で行くと決算は一部が予想に対し下振れが出る内容だったこと、そしてそもそも上げすぎが原因と思う。そんな地合い。GAFAMへの期待も、ものすごく大きいので過大→失望の確率は50%を超えると思う。以下指数チャート。
SP500 順当に強い。フラグパターン風味だなと思ったらさっさと上振れし、レジサポ転換を試している。全般としては強いというのが、少なくとも先週前半までの流れではあった。水曜日からの流れは若干、不穏ではあるが。
NYダウ 遂にでかい抵抗線を超え、上昇トレンドへ。おめでとう。
ただ、以下チャートの黒い線を一回はタッチするかもしれない。万が一そこから下へ割り込むようなら、買いは手放すが無難。
NASDAQ100 トレンドラインから沈みつつある気配。すこーしずつ勢いを失ってきている、ように見える。
VIX 大した動きなし。上昇に転じる前に、一回ビヨンと下げる気がしている。
次に、日本株。
日経平均 今週も、金曜日に金融緩和継続の好材料記事が出ての上昇、しかし、買いでのエントリーは今頭を押さえている25日線を日足で超えられるかを確認してからの方が無難。
今のところ空売り比率などは「ふつう」水準。
インド株 判断変わらず強い。
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今週は以上です。
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