2022年8月第4週(8/22-8/26)の投資判断について(日経平均株価 ・ NASDAQ) 昨日掲載の「先週の振り返り」に引き続き、ここでは今週の投資方針について述べる。
①日経平均株価:下げるとみるが、NASDAQよりは限定的な範囲にとどまるとみて何もしない。
②米国株NASDAQ:長期は上昇、短期は下落とみて、長期の買いを保持しつつ、裁定取引の代替として短期売り続行、また、裁定取引として米国上場ETFのTMV(米国債ベア)買いや売り増しも検討。
以下にその概況を述べる。
①日経平均
日経平均株価は先週、天井めいた値動きの膠着を見せたのち、金曜日の取引時間中に下げ、また先物でも米国株の下落を受け、28,730円まで下落している。
しかしながら、今回も金利の上昇に伴い、円安へと流れることが予想されることから、下値はNASDAQなどと比べ限定的とみる。なお、騰落レシオが123.72(極端な買われ過ぎ)で、空売り比率は40.1(直近では低め)であり、下落の条件は整っている。
②米国株NASDAQ
NASDAQは先週前半までは快調に上昇していたものの、水曜日未明のFOMC議事要旨発表直後の上昇を最後に下落に転じている。
原油・天然ガス、金利の上昇はそれぞれ節目を突破、または突破しつつあり、やや大きめの調整を想起させる状況。
ここまで快調に上昇しすぎた部分もあり、一旦はさらに下落するだろう。これに対し現在、長期買い、短期売りの両建てで、少し買い優勢のポジション。
大きなトレンドラインの下値抵抗線(おそらく12,600付近)を割り込むようであれば、ポジションの見直しの必要が出てくる。
8/26のジャクソンホール会議 が一つの節目となるだろう。 負けないトレードを強く心掛け、細かい売買でポジションの調整を行っていく。
以上です。懲りずに改善していきます。
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