それでは今週も、必ず押さえるべき、米長期金利から行きましょう。
その前に。
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さて、米長期金利。
相変わらず強いものの、やや上昇が止まりつつあるようにも見える。
先週は前半上昇を続けたが木曜日の雇用関係の指標が強くなく、材料の出尽くしも手伝ってか金利は下落。金曜日には物価指標である米PCEがややインフレ上昇鈍化する結果となり、木金にかけ金利下落。ただし、日足のローソクを見れば、木曜日には上昇を否定する上髭、しかし金曜日には下落をやや否定して下髭。米国の週末の政府機関、閉鎖危機も意識してか、株式市場も後半は金利の戻しと合わせて値を下げた。
トレンドラインの上限近くで金利上昇に歯止めがかかったのはいいことで、さらにこのブログを書いている時に飛び込んできたニュースとして米政府機関の閉鎖が45日分のつなぎ予算により回避というニュースが出てきており、一旦は月曜日上昇を期待してもいい場面である。
米国債の格付けを下げる可能性も報じられていたが、それも一旦は回避と見ていいだろう。
なお、すべすべファンドのトレードとしてはNVIDIAを419ドルで買いを握ったまま、NASDAQを14940で金曜日にエントリーしている。
次に今週のスケジュールについて。
日足の動きを見るに、予断を許さない状況が続く。安易な判断は往復ビンタを招くので、楽観に傾き過ぎず見ていきたい。
今週は月水にISMの景気指数(水の非製造業の方が影響大)が、中くらいの注目度。
金曜日の雇用統計は大きめの注目度。雇用者数と失業率、賃金等一気に発表され、まちまちな結果になると読みにくい指標ではあるが・・・。
SP500
結局金曜日まで5日平均線を超えることはなく、チャートだけを見れば、短期上昇復帰を否定している。政府閉鎖危機回避により週明け上昇で始まるとは思うが、5日線をきっちり超えてくるかは、一番最初の上昇シグナルなのでちゃんと確認したい。
NASDAQ100 短期的には良い形。おわん型のチャート形状で5日線の上にちゃんと乗った。
金曜日にはオレンジ色の100日線をめぐる攻防となっており、一旦は跳ね返された形。月曜日はこれをまず超えてくるのではないかと見ている。
NYダウ SP500と形勢は近く、5日線で弾き返されてあまりいい形ではない。今後NASDAQと連動するような上昇形勢になるか。
日経平均
引き続きずっと5日線を超えられず下げ続けている。日経平均はこんな形状からいきなりびょんと上昇を始めることもあるが、騰落レシオが110と高く、空売り比率も高いままなので、上昇するエネルギーはあまり強くはないと見る。
インドNIFTY50 下げ渋り、中期的に見ても強い。上昇の気配。
VIX 下げ基調。スケジュールを考えても、まずは雇用統計あたりまでニュースがなければ、しばらくは下げるように見える。
今週は以上です。
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