それでは今週も、必ず押さえるべき、米長期金利から行きましょう。
その前に。
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さて、米長期金利。
先週は基本的に横ばい推移だったが、先々週の大きな下げを考えた時、反発が弱いと見ることもできるだろう。皆、待ちに待った年末ラリーということで、債権買いにも力が入ったというところか。
このままずるずる債券買いで長期金利が下げていくこともないとは言えないが、ムーディーズの米国債格下げが金曜日の引け後に発表されたほか、米国のつなぎ予算は11/17に底をつき、閉鎖の危機を迎える。今のところ妥結する様子がまるでなく、このあたりの様相で株式市場は一旦現実の不透明さに応じての調整をすると見る。この判断の根拠については、ここまでほぼ一本調子で株価が上昇し続けてきたことも要素としては大きい。いくら上昇の大相場でも買い方の攻勢限界がそろそろ一旦来る頃合い。
【イスラエルとハマスの紛争について】
相変わらず何かが劇的に変わる様子はない。一時停戦を米国が呼び掛けても実現する様子はなく、イランの参戦もあるかどうかは微妙なところ。
次に今週のスケジュール。以下の通り池田氏が分かりやすくまとめてくれているが、今週は火曜日の米CPI、水曜日の米小売売上高、金曜日のつなぎ予算執行日あたりか。
それでは各インデックス。先週でロングをしていたNASDAQ100とNVIDIAは利確済み。大きく利益を出せた。
SP500
下落のトレンドラインの上限を超えて来た、ように見える。これが騙しシグナルであったり、戻りを試すような展開はありうるだろう。しかし、あまり大きな下落ではないかもしれない。
NASDAQ100 これも上記と同じ見解。先週、三空踏み上げが出現し心配していたが、そんなものどこ吹く風で上昇したことは頭に入れておく。今は大きな流れとしてショートの分が悪いことを頭に叩き込んでおこう。
なお、NASDAQのETFであるQQQがカップウィズハンドルを形成しているという話があるが、米国債格下げや政府閉鎖危機は、株価上昇の熱狂の中で、織り込みができているとは言い難い、ように見える。だから現在カップウィズハンドル形成中だとしても、そのハンドルの中でもう一つ推して小さなハンドルをハンドルの中のカップウィズハンドルとして形成するのではないかと見ている。
NYダウ 上の2指数と形は似ているが、単純に弱い。今週の動きもダブルボトムからのネックライン形勢、にしてはそこまでの上昇も非力なもので、とりあえず大きな期待が抱ける感じではない。
日経平均 上にも下にも行けそう。騰落レシオ114 空売り比率43で、上昇の限界という感じでもない。
インドNIFTY50 今週は少し上昇。強くはない。
VIX きれいに下げて最低値に近づいてきている。月に一回ぐらいはみんながビビって株価が下がるタイミングがあり、VIX買いは狙っていきたい。
今週は以上です。
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