それでは今週も、必ず押さえるべき、米長期金利から行きましょう。
その前に。
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さて、米長期金利。
今週月曜日には上昇の気配を見せ、三尊の三つ目の山を形成しようかという動きも見せたが、あまりに力なく下げた。今週はCPIの結果も予想の下を行く等、インフレ交代の見方も出た一方、小売り売上高が予想より高い事などでインフレ高進の懸念も出る等、なんとも力なく下げた。これを債権の性格として一般的に言われる、株価への先行と見るならば、株価はこれにつられ上げていくことがまず考えられる。先週の中盤から後半にかけては株価は上髭を付けてからの横ばいとなっていたが、この踊り場状態の中でエントリーするのはあまりお勧めできない。特に空売りショートはやめたほうがいい。流れが出るまで待った方がいいが、今のところ、やや上に行く可能性が高いと見ている。
そしてもう一つ考慮すべきは、適切な調整(三尊の肩の形成すらない)を経ずして下げれば、いずれどこかでその反動が強めに来る恐れがあろうということ、この二つは頭に入れておきたい。先々週末金曜引け後には、米国債の格付けも報じられたが、その影響はたいしてなかった。先週のブログでは調整を懸念していたが、杞憂に終わったようである。
次に今週のスケジュール。以下の通り池田氏が分かりやすくまとめてくれているが、今週は水曜日早朝のNVIDIA決算か。株価が非常に大きく上昇している市場けん引の銘柄であり、決算の結果の影響は大きいと見る。前回の四半期決算が良すぎたこともあり、対中輸出規制の影響を受けることも懸念される等、このハードルを越えて上昇するのは至難ではないかと見ている。ただし、非常に業績の強い銘柄なので、空売りはお勧めしない。
それでは各インデックス。現状ポジションは無し。
SP500
現状、なんとも言えない。株をロングで握りっぱなしなのであればそのままでいいと思うが、売り買いいずれにしてもエントリーは今はやめた方がよさそう。
NASDAQ100
これもSP500に似ているが、夏場の高値を瞬間的には超えており、踊り場ではあるが、買いたくなる形状をしている。間違えても5日線の下に入るまでに空売りなどはやめたほうがいい。
NYダウ これも似た形。
日経平均 上にも下にも行けそう。騰落レシオ98.17 空売り比率39.8で、上昇の余地はある。上昇に大きな変化はない。6月頃の高値を超えてくるのではないか。
インドNIFTY50 上昇はしているものの日米の値動きと比較すると強くはない。
VIX 下落を継続。もう一段下げてくれれば買いやすい。月に一回ぐらいはみんながビビって株価が下がるタイミングがあり、VIX買いは狙っていきたい。
今週は以上です。
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