それでは今週も、必ず押さえるべき、米長期金利から行きましょう。
その前に。
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さて、米長期金利。
先週はほぼ上昇しっぱなしであり、木曜日には11月中盤以降の下落トレンドラインを上に破り、若干ではあるものの200日線も上に突き破って終えた。
まあそのあたりも気になるところではあるが、後にふれるSP500も、最高値にタッチすることなく下げている格好。「まさかの2021年最高値と巨大なダブルトップを形成したりしませんよね???」という、なんだか嫌な格好にはなっている。
次に今週のスケジュール。池田氏がきれいにまとめてくれている。ちょっと表示が見切れるかもしれないが、木曜日の米CPIと金曜日の米金融機関決算が注目であると思う。まさかとは思うが、米CPIで上昇に転じるなどとは・・・もしあった場合は株価は即座に大きく下落だろうと思うので注意。
それでは各インデックス。現状ポジションはNADAQ100を今週に25日線を切ったあたりで微益撤退。VIXロングは続行。
純粋にチャートだけを見ると非常に嫌な感じではあるのだが、全体の相場環境からして、月足以上の動きでここで株価が折り返して下に向かう可能性は今のところメインシナリオではない。あくまで調整、ではないかと思う。ただ25日線を超える等信頼できる状態になるまで、買いは入れない。担がれる可能性が高く空売りなども仕掛けない。
なお、各チャートの黒い線がこれまでの最高値である。SP500だけが超えていない。
SP500 一応、25日線で跳ね返された格好になっている。このまま上を目指せば前回ブログで指摘の通りの、最高値を超える前の足踏みで終わる。他の指数も見ながらよく考えたい。
NASDAQ100 25日線を割り、戻りを跳ね返されたようにも見える。その点SP500とは対照的で、もしかしたら米株内でのNASDAQの不調期間となるかもしれない。他の指数と見比べることを忘れないようにしたい。
NYダウ 5日線は下回っているが、なんだか調子は悪くなさそうなチャート。3指数の中では一番いい。
日経平均 まずこれを見てほしい。
ダブルボトムからのネックライン形成、まではよかったが、そこからまた押して、今はニュートラル。上下どっちにも行ける感じ。騰落レシオ106で空売り比率41、ほんとに微妙なところ。
フラグパターンにも見えるし、それならば下抜けしているようにも見える。ただこれはあまり自信はない。
しかしだからこそ、売り買い交錯しており、直近最高値超えたらショートカバーを狙ってロングはよさそう。
インドNIFTY50 相変わらず調子がいい。しっかり5日線の上で終わっている。
VIX あまり反応していない。これもどっちつかず。
今週は以上です。
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