今週のアイキャッチ画像は、狂喜する群衆というタイトルでAIに書いてもらいました。
まあ、何が言いたいかというと、せっかく土日を挟んだのでここは新高値を喜び、喜び終えたなら反転への警戒を持つということ。
相場は皆が上を向いた瞬間に下落を開始します。2年ぶりの新高値はその例外となるだけの価値を持っているとも言えますが、どちらも有り得るということだけは忘れないようにいきましょう。早速ですが、長期金利は粛々と上がっています。
それでは今週も、必ず押さえるべき、米長期金利から行きましょう。
先週は株式相場の上昇とは裏腹に、逆相関であるはずの長期金利も上昇した。あまりアナリストもここに注目している人は見かけないが、トレンドの最終防衛線と言ってもいい200日線をも超え、安定して上昇しているものを「意味がない」「調整だ」と言い切っていいものか。この状況への評価はまだ結論が出ないものの、株価先行性指標ということもあり、注意を払っておきたい。もちろんここからすんなり下がるなんてこともあり得る。後述のVIXもまだ静かだが少し気になる兆候。
次に今週のスケジュール。池田氏がきれいにまとめてくれている。今週は木曜日のtesla決算、米GDP。金曜日のIntel決算と米PCEあたりが相場への影響が出そう。
それでは各インデックス。現状ポジションは先週NADAQ100を一旦逆指値で微損撤退の上、25日線の上を回復した木曜日に再度ロングエントリー。VIXロングは続行。やはり大局としては上昇継続と見るのがまず自然だろうと思う。
なお、各チャートの黒い線がこれまでの最高値である。米株は3指数すべてがその上に上昇した。まあ、予想は当たっている。
それはひとえに私の技量というより、わかりやすい相場に差し掛かっているということであって(少なくとも「今のところ」は)、技量の多寡にかかわらず、こういった相場でこそエントリーすべきだろう。
全体として、今週もし急激な下落を引き起こしたときも想定するなら、まずはロングポジションを切って何が起こったかをよく見極める。安易なショートは危険なので、手控えた方がいいと判断。相場周期が変わるほどの出来事ならば、ショートそのあとからでも全く遅くはない。
SP500 高値ブレークの教科書となるような値動き。まずは上昇可能性高いと見ていいと思う。
NASDAQ100 きっちり水曜日の押しを25日線で弾き返しきれいな上昇。この先、このチャートで行くと青線のクロス部分が抵抗する可能性はある。
NYダウ 移動平均線が集中しており、十分な値固めもあって爆発的に上がっていきそうなチャートに見える。
日経平均 上がるかどうかは五分五分かなあ。。。
騰落レシオが117で空売り比率が39まで下がってきているので、そろそろ下げてもおかしくないが、もう一段階上げてくれた方がショートはしやすい。買い手の主体は海外、それも中国人というのは新しい潮流。これが波乱要素となるかはまだわからない。
インドNIFTY50 日米が調子いい中、少し崩れている。長らく調子が良かったがそろそろ調整か
VIX 下がっているが、高値の天井を徐々に切り上げているようにも見え、底は打ったかもしれない。
今週は以上です。
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