今週のアイキャッチ画像は、坂の上の雲というタイトルでAIに書いてもらいました。日清日露戦争を描いた司馬遼太郎の同名小説にちなみました。
先週は新高値後、下落反転への警戒を持つということに触れましたが、やはりというか少し不穏な様相。
それでは今週も、必ず押さえるべき、米長期金利から行きましょう。
先週も長期金利は底堅く上昇を継続。トレンドラインに沿い、200日線の上を維持するような上昇を継続する。連銀総裁の新たな発言などを受け、3月の利下げが実は実現しないのではないか。という不安が要素としては大きいようだ。そのあたり今週にFOMCがあり方向感は見えると思う。
次に今週のスケジュール。池田氏がきれいにまとめてくれている。今週はなんといっても木曜日未明のFOMC。
パウエル議長から「3月なんて早い時期に、何で利下げなんか期待してるんでやんすかあ~???」なんて言われた日には、ここまでの過熱感も手伝い、まあとりあえず調整となろう。水曜日未明のアルファベットマイクロソフトの決算も内容によっては株価に揺るがす。
それでは各インデックス。現状ポジションは先週NADAQ100をなかなか大きな値幅を取って利確。予定通り静観。VIXロングは続行。大局としては上昇継続、しかし今週も上げ続けるかは過熱感もあり微妙とみている。多分、FOMCまでは少し下げるか、不安定な値動きが続きそうである。方向感出てもNASDAQ100をショートするかは迷いどころだ。いや、市場のメインシナリオが変わらない限り、ショートはしない。それにより負ける確率を下げるべきだろう。
なお、各チャートの黒い線が2021年の最高値である。先週米株は3指数すべてがその上に上昇したと申し上げたが、訂正でNASDAQ総合はまだのようだ。つまり、おなじNASDAQでも出遅れ銘柄と、上昇をけん引するM7あたりとの格差がかなりあるということ。定石でいえば大きな上昇相場ならこの差が縮んでいてしかるべきなのだが、縮まないのが今のところ今回の上昇の特色となっている。
SP500 少しずつ上昇は弱まっているが、上昇基調。
NASDAQ100 トレンドラインに抑えられて下へ下り始めたような形勢。FOMC間近で週前半は明確な方向感は出にくいか。
NYダウ
日経平均 さすがにそろそろ調整だと思うけど、値動きが強いので今ショートはやめた方がいい。
騰落レシオが木曜日には130まで上がっており、さすがに調整あるんじゃないかなあと思う。相場周期的には逆金融相場の手前と見られ、買いでも入りづらくはある。
インドNIFTY50 50日線まで調整。インド株の値動きの激しさを見るに、もう少し調整してもおかしくはない。
VIX また上げそうな感じ。次の波が大きくなるか注目。
今週は以上です。
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