それでは今週も、必ず押さえるべき、米長期金利から行きましょう。
今週は前半でのグーグルとマイクロソフトの決算ミス、それによる株安もあったが、金利は木曜日まで継続して下げた。FOMCでも内容的にはタカ的だったものの下げ続ける。しかし、金曜日の雇用統計が強かったことで。大きく上昇。4%台へ戻して今週を終えている。しかし、週足でいうと陰線で200日線は割り込み、短期的なトレンドは変わったともいえる。これが金曜日の株高の要因の一つにはなったか。
次に今週のスケジュール。池田氏がきれいにまとめてくれている。今週はあまり米国では大きなイベントは無い。イベントからの方向感が出る気配は今のところない。
それでは各インデックス。現状ポジションはVIXロングは続行。大局としては上昇継続、とはいえ、イベントなども乏しく、今週方向感が出るかはなんとも言えない。大きく下げても大きく上げても違和感はない。
なお、各チャートの黒い線が2021年の最高値である。先週米株は3指数すべてがその上に上昇したと申し上げたが、訂正でNASDAQ総合はまだのようだ。上昇をけん引するM7とその他の格差がかなりある。循環物色でそれらに日が当たっていけば本格的な上昇相場と言え、これをまだ余力ありと見るか、続かない上昇とみるか。景気が強い以上、前者の可能性がやや高いとは思う。現状は好悪相半ばで短期はどっちもありうる。
ただ、今週は休日出勤で疲労困憊なこともあいまって、わかりやすい展開にならない限り手は出さない予定。
SP500 なかなか良い形での上昇。新高値ラインを足場に上に跳ねたように見える。
NASDAQ100 青のトレンドラインをつつきながら上昇しているように見える。今週高値を更新していく可能性もあるが、なんとも言えない。
NYダウ 順当な上昇。値動きは強い。
日経平均 押す場面があったが底堅い推移。高値を突破してくればもう一段上昇だが、騰落レシオが超過熱で空売り比率も低めなので、まだエネルギーが少し足りない可能性高め。
インドNIFTY50 ダブルトップ風味。しかしこれも強弱相半ば。
VIX 上に行きそうな気配。
今週は以上です。
なお、本ブログでは経済指標を見て投資を行っていますが、以下のJFX株式会社の地峡するロイター経済指標速報が私の知る限り最速です。CPIや雇用統計等、注目指標で株価は動きます。誰よりも早い行動が誰よりも利益を生み出しますので、指標を早く知りたい方は無料で登録をお勧めします。
★ちなみに、早く正確な情報と、それを正しく判断できる心身の健全性がいいトレードを生むと思います。
コメント